矯正治療中にホワイトニングできる?いつすべき?
歯並びの治療は数年に及ぶものなので、途中でホワイトニングを受けたくなるかもしれませんね。ただ、矯正法によっては歯列全体に装置が設置されているので、ホワイトニングするのが難しそうですよね。
▼ワイヤー矯正は治療の前後に行いましょう
歯の表面にマルチブラケットと矯正用ワイヤーを設置する方法では、治療中にホワイトニングすることはできません。矯正装置は安易に外せませんし、装着した状態でホワイトニングすると、色の仕上がりにムラが出ます。そもそも装置がある場では、ホワイトニングを安全に行うことができないのです。そのため、ホワイトニングは矯正治療を始める前、あるいは矯正治療が終わった後に受けるのが望ましいです。
▼装置を一時的に撤去することも可能
矯正治療中に結婚式などの重要なイベントを予定していて、どうしても歯を白くしたい場合は、例外的に矯正装置を撤去することも可能です。ただそれは、患者さまにとってもデメリットの大きなことなので、慎重に検討する必要があります。矯正装置を撤去している期間が長くなると、その分、治療計画にも大きな乱れが生じます。
▼まとめ
このように、矯正治療中には原則としてホワイトニングできませんので、歯を白くしたい方は矯正前、あるいは矯正後に施術を受けるようにしましょう。どうしてもホワイトニングしたいというケースでは、矯正装置の一時撤去にも対応できます。ちなみに、マウスピース型矯正であれば、矯正中でも問題なくホワイトニングできます。
2021年10月21日 (木)
カテゴリー : 小児矯正 , 成人矯正