小児矯正でうまくいかない場合ってあるの?
これからお子さんの矯正治療を始めようと思うときに気になるのが、自分の子供の歯列不正を治せるのかどうかという問題ではないでしょうか。小児矯正治療がうまくいかないのはどんな場合かを理解しておくと、今後のお子さんの小児矯正治療の際に役立ちます。
小児の矯正というのは大人の矯正と異なり、治療が難しいケースがあります。
まず、一番治療がうまくいかなくなるのが患者さんの協力を得られない場合です。親御さんとのスケジュールがうまくかみ合わず、予約の時間に治療を受けることが難しかったり、治療を長期的にお休みしてしまう場合には治療を諦めるケースが出てきてしまいます。
次に問題になるのが口習癖です。指しゃぶりや口呼吸などの習慣は簡単に取り除けるものではなく、お口の悪習癖が原因で歯並びが悪化している場合にはお口の癖を取り除いて治療を進める必要があります。そうでなければ「後戻り」という、矯正治療で歯列が整った後に再度歯列不正になってしまう状態になってしまいます。
最後に問題となるのが予想を超えたお顔の発達です。予想される成長よりも大きくお顔が発達したり、逆に予想される成長よりも発達の度合いが小さい場合には治療の計画を変更する必要があるのですが、この成長予想からあまりに大きく外れてしまっている場合には治療が難しくなることがあるので注意しなければいけません。
何よりもまずはお子さんのお口の状況を正しく知ることが大切です。
現状を正しく知ることで、とるべき選択肢も増えます。お子さんの歯列に気になることがあれば、お気軽に早稲田駅前デンタルクリニックまでご相談ください。
お子さんにとって最適な治療を、親御さんと一緒に考えていきます。
2018年11月23日 (金)
カテゴリー : 小児矯正