歯周病の場合マウスピース矯正はできるの?
【歯周病と矯正治療】
歯周病の大きな原因は汚れがつくことです。
歯並びがガタガタしていると汚れが残りやすく、その部分に歯周病菌が増殖してしまい歯周病が進行するリスクになります。
そのため、歯周病のリスクになる歯並びの悪さを改善して、汚れがしっかり除去できると歯周病の進行を防ぐ役割を担ってくれます。
そのため、歯周病の治療をしっかりと行い、毎日歯磨きをしっかり行う習慣を身につけて矯正治療を行うことがおすすめです。
ただ、歯を支えている骨が極端に少なく、歯周病が要因で歯がグラグラ動く場合には歯を動かすことが難しい場合もあるので、口の状態を確認して相談しましょう。
【マウスピース矯正とは?】
マウスピース矯正は少しずつ形が違うマウスピースを段階的にはめることで少しずつ歯を動かす治療です。
マウスピース矯正でもインビザラインの場合には、最初の型取りですべてのマウスピースを作製するので、通院回数も減らすことができます。
また、取り外しすることができるので、今まで通り食事をしたり、歯磨きをしたりできます。
メリットの多いマウスピース矯正ですが、歯並びが大きく乱れている場合には適応にならないこともあります。
マウスピース矯正にもいくつか種類があり、抜歯をした症例にも対応しているインビザラインであれば、比較的いろいろな歯並びに対応ができます。
【歯周病でもマウスピース矯正できるの?】
歯周病でマウスピース矯正を希望する場合には、まず歯周病を安定させることが必要です。
歯ぐきの炎症が治まるように汚れを除去して、キレイな口の状態をキープしましょう。
また、重度の歯周病で歯の動揺が強い場合には矯正治療が難しい場合もあるので、気をつけましょう。
そして、マウスピース矯正が適応になる歯並びかも確認しましょう。
これらのことがクリアできていれば矯正治療を開始ができます。
矯正治療をすると歯並びが良くなるだけでなく、虫歯や歯周病の予防にも良い影響を与えるので、ぜひ検討してみてくださいね。
2019年5月19日 (日)
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