マウスピース矯正の治療期間は?
【マウスピース矯正の治療期間】
マウスピース矯正は全体矯正と部分的な矯正にも対応しています。
元の歯並びが大きく乱れていると時間がかかりますし、部分矯正だと歯を動かす距離が少ないのでその分期間を短縮ができます。
患者さんによってお口の環境が違うのですが、全体的に矯正が必要な場合には平均で2年程度の方が多いでしょう。
また、部分的な矯正で良い場合には半年程度で矯正が終わることもあります。
その後歯の後戻りを防止する装置の期間があるので、その期間もきちんと後戻り防止装置を装着することが重要です。
矯正治療が終わったからと、後戻り防止装置を装着しないと歯を少しずつ動く原因になり、少しずつ歯並びが乱れてきます。
先ほどお話した平均期間には後戻り防止装置の期間が含まれていないので、その期間がプラスされます。
その期間は元の歯並びによって異なりますが、矯正期間と同程度の期間のことが多く、半年から2年程度でしょう。
【治療期間の確認】
矯正の治療期間は歯並びの検査をして治療計画を立てる時に治療期間の予定を確認ができます.
矯正の中でもインビザラインは、はじめの型取りですべてのマウスピースを作製するので、治療期間がより正確に把握することができます。
また、マウスピース矯正は取り外しができるので、適切な期間マウスピースを装着していないと治療期間が長くなる場合があります。
そのほかにはマウスピースのはめ方がきちんと行われていないと適切な効果を得ることができず、期間が長くなることもあります。
最近ではマウスピースの治療期間を短縮するために『オルソパルス』という細胞を活性化させる装置があります。
オルソパルスはマウスピースの上から口に加えて近赤外線を上下5分ずつ当てるだけで、平均で2週間必要な期間が5日に短縮できるといわれています。
そのため、個人差はありますが、期間が3分の1程度に短縮する計算になります。
マウスピース治療は約半年から2年程度の治療期間が多いですが、加速矯正装置を使用することで期間を短縮することができます。
歯並びによって期間は違いますので、一度相談してみてくださいね。
2019年5月25日 (土)
カテゴリー : 成人矯正