ワイヤー矯正・マウスピース矯正は痛みがあるの?
【ワイヤー矯正の痛み】
・装置が当たる痛み
ワイヤー矯正はブラケットという装置とワイヤーを使用して矯正します。
ブラケットの装置は負担がない様な形状をしているのですが、ブラケットを付けたばか
りの時には、装置がすれて口内炎になるリスクがあるでしょう。
ただ、装置を保護するワックスを使用もできるので、痛みがでた時にはワックスで対応しましょう。
・食事の時の痛み
矯正で装置を調整した時には歯に力がかかっているので、なれるまでかむと痛みが出ることがあります。
強くかみしめると痛みも強くなるので、できるだけかたいものを避けた方が良いでしょう。
装置をつけたばかりの時や調整をした日は柔らかく歯に負担のないものを食べると良いですね。
おかゆやうどんは食べやすいのでおすすめです。
【ワイヤー矯正・マウスピース矯正の痛み】
歯を動く時の痛み
痛みというよりは、歯は少しずつ動くので、歯が引っ張られている違和感を覚えることがあります。
痛みは少しずつ落ち着くことが多く、3~4日程度で違和感はなくなります。
また、マウスピース矯正も歯が動く時に違和感を覚えることはありますが、小さな力で歯を動かすので、痛みが少ないことが多いです。
またマウスピースも自分に合わせたものを作製するので、口の中の粘膜を傷つけることも少ないです。
【痛みを少なくするセルフライゲーションブラケット】
ブラケットにもいくつか種類があり、痛みが少ないセルフライゲーションブラケットがあります。
このブラケットはブラケット装置にシャッター式の開閉装置がついており、しっかり固定しないのですが、その分歯が動きやすく矯正期間を短縮できるメリットがあります。
痛みをさけたい場合にはブラケット矯正よりマウスピース矯正の方が、痛みが少ないといえるでしょう。
何を優先したいか考えて矯正治療の方法を選択しましょう。
2019年6月12日 (水)
カテゴリー : 成人矯正