成人しても歯並びは治るの?矯正した後の後戻りは?
【大人の歯列矯正】
子供の期間だけでなく、成人してからでも歯並びを矯正ができます。
大人の歯列矯正は子供に比べて骨がしっかりしているので、歯を動かすには少し時間がかかることはありますが、矯正することが可能です。
大人の矯正の方が、治療に対して協力を得られることも多く治療がスムーズにすすむこともあります。
また矯正装置がついている時の歯磨きも、子供の場合には十分でないこともありますが、大人の方がしっかり管理できることもあり、大人の矯正にもメリットがあります。
【矯正後の後戻りとは?】
矯正治療が完了しても、まだ正しい位置に歯がしっかり固定されたわけではありません。
歯は元の場所に戻ろうとする働きがあるので、矯正治療後に歯を定着させることが必要です。
そのために後戻り防止装置の『リテーナー』を使用することが大切です。
リテーナーは取り外すタイプのものが多いですが、適切な時間装着しない歯並びに影響を与えることもあります。
矯正治療をすると、キレイな歯並びになりますが日常的なくせや生活習慣によって歯並びが後戻りしてしまうリスクはあります。
もちろん元の歯並びに戻ることはほとんどありませんが、少しずつ歯が動くケースはあります。
そのため、定期的に検診をして歯並びの状態や日常の習慣も確認することが大切です。
後戻りしやすいくせとしては、頬杖をついたり舌で歯を押したりすることが考えられます。
この癖は無意識に行っていることが多くまずは、自覚することが必要でしょう。
意識できるようになると、舌は上のあごの出ている部分につくように心がけましょう。
この位置のあると舌で歯を押すことはなくなります。
矯正治療後は後戻り防止をするリテーナーが大切です。
特に矯正が終わって1年は大切な期間なので、しっかりはめましょう。
2019年6月18日 (火)
カテゴリー : 成人矯正