マウスピース矯正の症例範囲は?
マウスピース矯正はいくつか種類があります。
その種類によっても少し症例範囲が異なります。
主なマウスピース矯正の適応についてご紹介します。
【インビザライン】
インビザラインは世界で広く使用されている矯正方法で広い症例に対応しています。
インビザライン・フルは抜歯をした後の矯正にも対応することができて、全体的な矯正の時の治療方法です。
アライナーの枚数に制限はありません。
インビザライン・ライトとインビザラインi7は部分的な矯正に対して使用されて、インビザライン・ライトのアライナーの枚数が14枚、インビザラインi7の枚数は7枚です。
またさらに軽度な歯並びに対応しているインビザラインIGOもあります。
これは前歯だけの部分矯正に対して治療ができるようにしたもので1~2本の歯並びを対象にしています。
この様にインビザラインは幅広い症例に対して対応しています。
インビザラインの種類によって対応できる歯並びが違います。
【アソアライナー】
硬さの違う3種類のマウスピースをはめる方法で比較的軽度の歯並びの治療に向いています。
こちらは、抜歯は含まない矯正が適応の範囲でしょう。
全体的なかみ合わせの症例にも対応していますが、枚数が多くなることもあり口の状況によってはほかの矯正方法やインビザラインの方が良いおすすめの場合があります。
毎回型取りする方法ですが、その分精度が良い点がメリットです。
【イークライナー】
イークライナーはアソアライナーと同様に3種類に硬さの違うマウスピースを使用しますが、型取りが1度ですべてのマウスピースを作製する方法です。
患者さんの来院頻度が少なく済むのはインビザラインと同じですが、インビザラインより費用を抑えることができます。
ただ、抜歯を含む症例は適応にはならず、比較的軽度の歯並びの改善に適しています。
それぞれ少しずつ特徴も違うので、歯並びによって合うのはどの矯正方法か確認するには検査をすることが必要でしょう。
2019年7月18日 (木)
カテゴリー : 成人矯正