骨格はどのようにして形成されるの?
【日常の食生活】
骨格の中でもあごの骨は子供のころの毎日の食生活があごの成長に関係します。
インスタント食品のような柔らかいものばかり食べていると、栄養も偏りあごの発達も促されません。
あごを発達させるには、しっかりかんで、バランスの良い食事をすることも大切です。
柔らかい食事だとあまりかまなくても食事ができるので、しっかりかむということを意識することが大切です。
極端に硬い食べ物を食べる必要はありませんが、野菜やお肉などのしっかりかまないといけないものは、あごの発達にも栄養面でも効果を発揮するのでおすすめです。
毎食しっかりとかむことであごの発達を促し、歯が生えるスペースを確保します。
またかむ姿勢もかむとことに関係していて、足をしっかりつけて食事をすることも大切です。
足がブラブラした状態だとかむ力が弱くなるといわれています。
正しい姿勢でしっかりかむことを意識しましょう。
【遺伝的要因】
骨格は遺伝的要因でも形成されます。
そのため、親のあごのバランスが悪いと子供にも影響を与えることがあります。
ただ、骨格は先天的要因と日常の生活習慣、食生活などの要因が重なり形成しているので、一概に親の歯並びが悪いからすべて遺伝するということではありません。
【日常のくせ】
頬杖や指しゃぶりをするくせは、骨格や歯並びを形成する時に影響を与えます。
日常的に歯に力がかかっていると歯が出てしまうことがあり、歯を支えて骨に影響を与えます。
そのため、特に成長期の子供の悪習壁はできるだけ早めに改善すると良いでしょう。
指しゃぶりは3歳までは問題ないとされています。
それ以降は歯並びに影響を与えるので早めにやめることが望ましいでしょう。
子供の時期は骨格を形成する大切な時期です。
しっかりとかむこと、歯並びが悪くなるくせを早めに見つけて改善しましょう。
2019年7月24日 (水)
カテゴリー : 小児矯正