歯並びと姿勢には関係性があるの?
【姿勢が悪くなると?】
・猫背
猫背になると、口を開ける口呼吸になりやすいです。
口呼吸になると口をポカンと開けていることも多く、舌が出やすくなり、その結果歯を押してしまうことがあります。
また、口の中が乾燥して細菌が増えやすくなるので、虫歯のリスクも増えます。
虫歯になったままになるとかみ合わせのバランスを崩し歯並びに影響を与えます。
また、猫背は立った時のバランスが崩れ下のあごが後ろに下がりやすくなり出っ歯の原因になる場合もあります。
・子供が食事の時足をブラブラする
食べ物を食べるときに足をついていないと、かみ合わせの力を発揮できません。
また、あごに正しい力が伝わらないとあごの発達を促すことができず、あごが小さくなり、歯が生えてくるスペースが少なくなります。
その結果歯が並ぶことができずに歯並びが悪くなるのです。
・猫背で座るとかみ合わせが変わる
姿勢が悪く、バランスが崩れてしまうと歯の当たる位置が変わります。
歯並びが良い場合、しっかりと足をついて姿勢を良くすると全体的に均等なかみ合わせですが、猫背の場合には前歯が当たりにくくなり、口が開きやすくなります。
【歯並びと姿勢の関係】
先ほど姿勢が悪くなると歯並びにも影響を及ぼすことをお伝えしましたが、お互い相互関係を保っているので、歯並びが悪いと姿勢も悪くなりやすいです。
かみ合わせはきちんとかめているとスポーツの時に力を発揮できる様に全身のバランスにも関係しています。
そのため歯並びが悪くかみ合わせが悪いと重心が傾く場合や肩こりなどでバランスを崩し、骨格にゆがみがでることもあります。
かみ合わせと全身のバランスは関係がない様ですが、どちらかの不具合で両方バランスを崩してしまうことがあります。
そのため、しっかりとしたかみ合わせができるように、歯並びを整えることは重要なのです。
2019年7月27日 (土)
カテゴリー : 小児矯正