インビザラインとその他マウスピース矯正の違い
マウスピース型矯正にはいろいろな種類がありますが、インビザラインにしかない特徴として、「歯型取りが1回で済む点」が挙げられます。歯列矯正に限らず、歯科治療に伴う歯型取りというのは、不快な処置でしかありませんよね。
シリコーン材料を口いっぱいに含まなければならない従来の歯型取りを苦手としている方は少なくありません。しかも、一般的なマウスピース矯正では、次の段階に移る度に歯型の採取を繰り返さなければならないのです。
インビザラインでは、そうした歯型取りが治療開始前の1回で完了するだけなく、口腔内スキャンによって済ませることができるため、患者さまの心身にかかる負担が極めて少なくなっています。治療に使用するマウスピースは、口腔内スキャンによって得られたデータを元に製作します。
その際、コンピューター上で歯の移動をシミュレーションして、最適といえる治療計画を立案します。治療開始から治療完了までの歯の移動を3D画像で確認できるのもインビザラインの特色といえます。ちなみにインビザライン矯正では、治療開始前にすべてのマウスピースが完成しています。治療期間中にマウスピースを破損、あるいは紛失したとしても、短期間で複製することが可能ですのでご安心ください。
その他のマウスピース矯正とは、治療実績に関しても大きな違いがあります。インビザラインは日本を含む世界100ヵ国以上で提供され、これまで延べ800万人以上の人が施術を受けています(2020年現在)。インビザラインがマウスピース矯正の代名詞ともなっているのは、そうした豊富な治療実績があるからなのです。
2020年12月15日 (火)
カテゴリー : 小児矯正 , 成人矯正