矯正治療は大人でも始める受けることができます
ORTHODONIC TREATMENT
大人の矯正治療
長年の悩みを解決できる大人の矯正治療
「矯正治療は、骨の柔らかい子どもしかできない」と思っている方もいるかもしれません。しかし、近年は技術の発展などから大人でも効果的な矯正治療を受けることができます。大人の矯正治療は、通常歯並びや噛み合わせに本人が課題意識を持って行うことが多いため、スムーズに治療を行いやすく、治療後の満足度も実感していただけます。
また、大人の矯正治療は永久歯が生えそろい、歯並びが安定した以降に行われるため、抜歯が必要になることもあります。しかし、早稲田駅前歯科矯正歯科では、健康な歯をできるだけ多く残せる矯正治療への取り組み心がけています。
大人の矯正治療のメリット
大人になってから矯正治療を行うことには、以下のようなメリットがあります。
- 本人が課題意識を持って取り組むため、矯正治療に対する協力性が高い
- 発育が完了しているため、治療計画が立てやすい
- 不確定な要素が少ないため、子どもの矯正よりも治療期間が短く済み負担が少ない
メリット
口腔内3DスキャナーiTero(アイテロ)導入
当院では口腔内3DスキャナーiTero(アイテロ)での型取りを行っております。
- 01 従来の型取りの気持ち悪さがない
- 02 歯型を取る時間が短縮されました。
- 03 精密・正確な歯型が取れます。
口腔内3DスキャナーiTero(アイテロ)のメリット
従来の粘土のような歯型の材料(シリコン印象)は使用しませんので、不快な味もなく、長時間静止している必要もなくなりました。口が開きにくい方や嘔吐反射がある方でも負担が少なく快適に型取りが可能になりました。
従来の型取りでは材料が固まるまでに通常約5分ほどかかっていましたが、iTeroではスキャニングがすぐに終わりますので簡単かつ短時間で行う事がきるようになりました。そして、その場でスキャニングデータを確認することができます。
iTeroを利用することでより精密な歯型を取ることができるようになりました。その為マウスピースの3Dスキャニング画像はデジタルデータとして保存することができます。もちろん変形、劣化を気にする必要がありません。
歯科用CTの導入
今まで見えなかったところが見えることで、より的確な検査・診断が行えるようになりました
早稲田駅前歯科矯正歯科では歯科用CTを導入しております。
矯正治療においては、目に見えない部分の分析や、精密な技術が必要です。そのためには精密な検査ができる機器が必要になります。しかし、従来のレントゲン写真(二次元)で得られる情報量には限界がありました。歯科用CTを導入することでこれまで見えなかった部分を容易に確認し、より精度を上げることができるようになりました。3D(三次元)立体画像を得られる、より正確で、より安全な検査・診断を行うことが、治療の確実性を高めることにつながります。早稲田駅前歯科矯正歯科では歯科用CTを導入しておりますので安心して患者様の検査をすることが出来ます。
大人の矯正治療のデメリット
一方で、大人の矯正治療には以下のようなデメリットがあります。
- 通院時間が取れず、来院することが難しい場合がある
- 治療計画によっては抜歯が必要になる可能性もある
- ワイヤー型のブラケットを装着する矯正では、審美的な負担が大きい
- 約2~3年かかる治療となる
デメリット
大人の矯正治療に使用する器具
透明で目立ちにくく、取り外し可能なマウスピース矯正
矯正治療を行う際に患者様が心配されることの1つに、人前で「矯正器具が目立つ」ということが挙げられます。そこで、当院では「インビザライン矯正」といって、透明で目立ちにくい矯正器具である「マウスピース」を使用した矯正治療をお勧めすることがあります。
インビザライン矯正は、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発する矯正器具で、本国であるアメリカやカナダでは矯正治療のおよそ70%がインビザライン矯正によって成り立っています。インビザライン矯正の特徴は以下の通りです。
インビザライン矯正の特徴
インビザラインは、欧米を含む世界各国で140万人を超える患者さんの矯正に使用されている実績のある矯正システムです。三次元コンピューター画像技術を駆使し、緻密なシュミレーションを行ったあと患者さんの症例にあわせたマウスピースをカスタムメイドで製造し、マウスピースを交換しながら理想的な歯並びへと整えていきます。
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目立たずに審美的
最大のメリットが目立ちにくい事だと思います。透明なマウスピースを使用するため装着していることが目立ちにくく、人前に出ることが多い方など社会人でも気にせずストレスの少ない装置です。 -
自身で着脱可能
従来の固定式のワイヤー矯正と異なりご自身で簡単に着脱できるマウスピース型の装置です。装置のお手入れができるので清潔に保ちやすいことが特徴です。しかも、通常どおり歯磨きができるので、虫歯、歯周病のリスクもしっかりと減らすことができます。 -
食事を楽しめる
従来の装置ですと、器具が破損するリスクから、硬いもの、粘り気のあるもの等、食事制限がありましたが、食事の時は、マウスピースをはずせますので、今まで通りおいしくお食事が可能です。 -
痛みが少ない
少量ずつ時間をかけて段階的に歯を動かしますので、
従来のワイヤーの強い力で移動させる装置と比べ負担が少なく比較的痛みが少ないです。 -
アレルギー
金属を用いない事により、
金属アレルギーの方でも使用可能。
メリット
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一日20時間以上の装着
ご自身でいつでも着脱できるため、しっかり自己管理できなければ、満足のいく治療効果が得られない可能性があります。 -
ひどい歯列不正
歯列不正がひどい場合や骨格的なズレがある場合は、マウスピースのみでは改善できない可能性がございます。
デメリット
精密検査の結果によっては、インビザラインシステムを行えない場合もございますが、インビザラインは、最近では、成長過程にある16歳以下の方の利用にも対応した
「インビザラインティーン」を開発するなど常に進化している実績のある矯正システムです。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正とは、歯1本1本の表面部分に「ブラケット」と呼ばれる装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯の位置を少しずつ動かしていく治療方法です。多くの方が、矯正治療といえばこの矯正器具をイメージするのではないでしょうか。ワイヤー矯正の特徴は以下の通りです。
ワイヤー矯正の特徴
- さまざまな歯並び・咬み合わせに適応可能である
- 矯正器具がやや目立つが、近年改善されつつある
- 食事や発話に影響が生じることがある
舌側矯正
舌側矯正は、歯1本1本の裏側部分に「ブラケット」を取り付け、ワイヤーを通して行う矯正治療で、基本的な構造はワイヤー矯正と変わりません。矯正器具が歯の裏側(舌側)に着くので、ワイヤー矯正よりも目立ちにくく、職業柄ワイヤー矯正ができない方などにオススメすることがあります。舌側矯正の特徴は以下の通りです。
舌側矯正の特徴
- さまざまな歯並び・咬み合わせに適応可能である
- ワイヤー矯正より目立ちにくい
- 出っ歯の解消に適している
- ワイヤー矯正より後戻りがしにくい
- 舌に近いため、食事や発話に違和感を感じる可能性がある
- 通常のワイヤー矯正よりも料金が高額になる
インビザラインとその他の矯正装置の違い
インビザラインと通常のワイヤー矯正の違いとしては、まず、透明で目立ちにくく審美的という点です。透明なマウスピースを使用するため装置をつけていることが目立ちにくく、人前に出ることが多い方など社会人でも人目を気にせずノンストレスで過ごしていただけます。他の相違点として従来の固定式のワイヤー矯正と異なりご自身で着脱できますので、装置のお手入れができ常に清潔な状態を保つことが可能です。しかも今まで通り歯磨きができるので虫歯や歯周病のリスクが軽減できます。
また従来の装置ですと器具が破損するリスクから、硬いもの、粘り気のある物など、食事制限がありますが、インビザラインは、食事の時は、マウスピースを外せますので、今まで通りのお食事が可能です。
他にもインビザラインは、オリジナルソフトウェアの3Ⅾ画像で患者さんにとってベストな状況をシュミレーションし、理想の歯並びに向かって平均30~50段階の専用マウスピースを用いながら徐々に歯を動かしていきますので、体への負担が少なく、痛みも少ないと言われています。
また他の装置と比較したデメリットとしましては、あごの骨格部分に左右または前後のズレがある場合マウスピース矯正(インビザライン)では改善することが非常に困難です。また、歯の重なりが大きい場合もマウスピースだけでは矯正できず、ワイヤー矯正との併用が必要となる可能性もあります。他にもインビザラインは、自分で着脱できることは、メリットではあるのですが、一日20時間以上の装置が必要になりますので、しっかり装着の自己管理できなければ満足のいく治療効果が得られず、治療の進捗が遅れる可能性があります。
しかし適応症であるのであれば、インビザラインは審美性、清掃性、ノンストレスの生活や食事、金属アレルギーの方も安心してご利用頂けますのでお勧めできる矯正治療の一つと言えるでしょう。